2013年12月24日火曜日

率先垂範

「して見せる」というのは、率先垂範とか、後姿で部下を導く、というようなことを意味します。

いくら朝礼で「言って聴かせ」ても、自分はウィークデーゴルフに出かけるような上司は誰も信頼せず心服しないでしょう。「して見せる」というのは、部下との間の信頼感を高め、この人のためなら”たとえ火の中水の中でも・・・”という気持ちにさせる行為です。

ある会社に「トイレット部長」とあだ名されていた方がおりました。


その部長は、人の嫌うことは自らやるべきだ、との一大決心のもとに毎朝早くからトイレの掃除を続けたのですが、その結果は、あまり有難くないニックネームを奉られるだけに終わったのでした

なぜか?

確かにこの部長は率先垂範したのですが、トイレの掃除を毎朝やるなどという行為は、いやしくも部長職ともあろう者が範を示すべきものではなく、こんなことは部下の自主的行動に任せ、不行き届きの点があれば注意して直させればすむことなのです。

それに気がつかなかった彼の行為は、イヤ味にこそ取られても、決して部下に感動を覚えさせるものではなかったのです。

ところが、次のような率先垂範ならどうでしょう。


今や日本一のディスカウントショップに成長したロヂャースの太田社長は、年末年始の売り出しや早朝7時からの朝市には必ず社員と同じに出勤し、率先して自らマイクを握り来店客への呼び掛けやタイムサービスの案内をしておられます。

また、夜を徹するような長時間に亘る会議にはお客さまを接待した後からでも平然として出席されます。

れらの行為は社員と苦労を共にするという理念から出るものなのですが、いずれも仕事そのものに対する率先垂範であり、これなら社員は社長の姿に輝きを見、感動を覚えるのではないでしょうか。

のような感動があってこそ部下は信頼しどこまでもついていく気になるのです。

部下の眼を意識しよう

本田宗一郎氏が、まだ浜松で細々と二輪車をつくっていた頃、初めて外国のバイヤーから引き合いがあり、一夜、料亭に招いた時のことです。

そのバイヤーがあろうことか、入歯をトイレの中に落としてしまいました。

当時のこととて料亭のトイレも汲み取り式ですから、さあ大変です。

それを知った本田さんは、すぐさまパンツ一つになって便槽に身を沈め入歯を探し始めたのです。

その時周囲には、後に副社長となり本田さんとの名コンビぶりを謳われた藤沢武夫氏をはじめ何人かの幹部社員がいたのですが、社長のその姿を見た藤沢さんは、全身が震えるような感動を覚え、どんなことがあっても一生涯この人の為に身を捧げようと決心したと述懐しておられます。

本田さんが全く誠意だけでその挙に出られたのか、あるいはこの時こそお客さまに対してあるべき姿を部下に示そうとしたのかは知る由もありませんが、おそらく真実は五分五分のところにあったのではないでしょうか。


ともかく、藤沢さんをはじめとする部下に与えた感動の大きさから考えて、田舎の町工場を世界のホンダにまで昇華させた原動力の一つに、この時の本田さんの勇気ある「自範行為」を挙げることが出来るように思えてなりません。

ロヂャースの太田社長にせよ、本田さんにせよ、共通するところは、部下の眼を非常に厳しく意識し、多大の自己犠牲を払いながらも、敢然として自分が部下に望むところを”してみせて”います。


あたかも観客に凝視されている名優のように、ものの見事に演じきっておられるのです。

納得ずくでやらせる

目標を与えずセールスのコツをていねいに教えたグループが、最高の実績を挙げ得た。。
その指導のあり方について考えてみたいと思います。

ひと昔前までのセールス指導のポイントは、もっぱら精神主義であり、”ファイトなき者は去れ!”というやり方が巾をきかしていました。


確かに営業マンには「根性」とか「ねばり」とかいう言葉で表現されるように、歯を食いしばって頑張ることも必要ではあるでしょうが、最近の傾向としては、精神面の充実はさて置き、それよりももっと大事なのは”こうすれば、こうなる”というプロセスをよく納得させ、着実に実行させることである、と考えられるようになっています。

数年前に社長の公私混同で話題となった「K・D・D」をもじって”K・D・DからD・K・Kへ”と唱えられたことがありますが、これは「勘と経験と度胸」から「データにより科学的な管理(プロセス管理)」へという言葉の頭文字を取ったものであり、セールスのあり方の転換を示しています。

ある方が自動車ディーラーで、試行錯誤の結果辿り着いた管理手法は、例えば次のようなものでした。

営業マンにはいわゆる台数ノルマは課さず、その代わりに査定目標を月20台と定めました。
その根拠は、過去のデータを積み重ねた結果、査定件数に対する見込みの発生率は65%程度であること、そして見込みに対する成約率は30%であることが判明したからです。
つまり、月20台の査定をすれば
20×0.65×0.3≒4台
の実績を挙げ得るという厳然たる事実を、数字でもって示すことが出来たのです。


数字で示されると誰しも納得し、自分の行動をその数字に合わせようと努力します。

その結果、正しいプロセスを踏めば必ず正しい結果が得られるものだ、とする風土が定着し、また、プロセスの進捗度を見ておれば、結果を先行して把握できるという、いわゆる先行管理も可能になったのです。

大脳生理学の活用

いたずらに精神面を強調するだけでなく、合目的的なデータを活用して”こうすればこうなる”と納得づくで”やらせる”ことは、営業の世界でも充分通用し、「プロセス管理」は製造ラインだけのものではないことがご理解いただけたのではないでしょうか。

しかし、だからといって精神主義の側面を全く無視してよいかというと、決してそうではありません。人や仕事の性格によっては、驚くほどの効果を発揮することがあり、殊に短期決戦の場合には素晴らしい実効を挙げ得ることが実証されています。

企業によっては、毎朝、目一杯大きな声で社歌や社是などを唱和させている所があります。傍から見ていると、好い歳をして何て馬鹿馬鹿しいことを、と思うのですが、やっている人達は、馴れないうちは抵抗を感じたり戸惑ったりしても、やがてこれをやらないとどうもスッキリしないという感じになり、真剣に取り組むようになります


”大声を出す人は長生きする”といわれるように、歌手や僧侶などは確かに寿命が長いようです。これは、大声を出したり腹式呼吸をすると、脳波が座禅を組むのと同じような状態になって精神が安定し、それが肉体に好い影響を与えるからにほかなりません。

そして、このような状態のとき、”自分の目標は必ず実行できる”と繰り返し念じていると、知らず知らずそのようになって行くという不思議な力を人は誰でも持っています

これは大脳の旧皮質の働きなのですが、この大脳の生理を利用しようとする一つの例が上記の「大声セレモニー」であるわけです。

トップの強烈な指導力によってグングン伸びている企業というのは、何らかの方法で大脳生理学を活用し集団の力を発揮させているケースが多いものです。


その中でも松下電器グループは、一見馬鹿馬鹿しいようなセレモニーを毎朝続けながら、決して「精神主義」偏重に陥らないように併せて「合理主義」も標榜しています。

そのバランスの良さが企業を伸ばし、経営のお手本にされている所以だと思います。


『初めから話し上手の人はいない』

大勢の人の前に立つと、あがってしまって、スピーチが上手にできない。

そんな悩みを持った人でも、コツを覚えれば、話し上手に変身できるはず。

悩む前に努力が必要だ。

人前で「あがる」ということは、その人に特有な、持って生まれた性質 というわけではない。

ちょっとしたきっかけで自信を得たり、訓練すること で、人前であがらないようにすることはできる。

一度、あがった経験のある人は、また今度もあがるのではないかと心配に なり、
そのためにかえってあがってしまうことになりがちだ。

普段からマイ ナスイメージを抱かないようにすること。

失敗したときの自分を想像するの ではなく、「自分は必ず何かができる」という
プラスイメージを持つように することが大事。

下手な芸人の道具集め

これは、未熟な芸人ほど「こんな道具ではうまくできない」とか
「もっといい道具 がそろっていないと力が発揮できない」と言って、
自分の芸が下手であることを棚に 上げ、うまくできない理由を
道具のせいにすることをからかったものです。

たしかに、道具が悪かったり、そろっていなくては満足な出来ばえは
期待しにくいかも知れませんが、そのような状況のもとでも、
何とか工夫をして良い結果を出すように努力する ことが、
下手から上手になるための大切な心がまえではないでしょうか。


しかし、現実には「下手な芸人」になってしまっていることがよくあるものです。

「もっと不良品をへらせないか」とか「もっと作業時間を短縮できないか」などと
指 摘されると、「機械の性能がイマイチなので…」「前工程が遅いので…」というよ うに、
悪い理由を自分以外の物事に求めてしまうことが多いのではないでしょうか。

もちろん、本当に機械の調子が悪かったり、周囲の事情によることもあるでしょうが、
 それならそれで、指摘を受ける前に改善のために手をうつべきですし、
現時点ではどうにもならないのであれば、その条件のもとで、
どうすれば少しでも改善できるかを 工夫してみる必要があるでしょう。

自分ひとりの力では無理であれば、同僚や上司に も相談して
みんなの知恵を集めてみれば、意外に簡単に改善方法が見出せるかも知れません。

2013年12月19日木曜日

松下幸之助の「素直」とは?

1.素直な心とは、誰に対しても、何事に対しても謙虚に耳を傾ける心のことである。
1.素直な心とは、すべてに対して学ぶ心である。何らかの教えを得ようとする謙虚さ
  を持った心である。
1.素直な心とは、価値あるものを正しく認めることのできる心である。
1.素直な心になったならば、いらざる対立や争いが起こりにくくなる。
1.素直な心がなければ創意工夫の心がなくなり、進歩向上も望めなくなる。
1.素直な心がなければ、率直にものを言うことがなくなり、互いに意思疎通が不十分
  になる。
1.素直な心がなければ、ムダや非能率が多くなる。
1.素直な心を養うためには、まず、素直な心になりたいという願いを持ち続けることが
  大切である。
1.素直な心を養うためには、毎日自分の行ないを反省することが大切である。
1.素直な心を養うためには、先人の尊い教えに学ぶことが必要である。


2013年12月9日月曜日

クイック・レスポンス

素早い応答は、効率的であるだけでなく安心感を与える役割もあります。

 「おはようございます。」と挨拶されたら、即座に「おはようございます」と 返すと元気をもらったような気になります。

さて、「さあ、やろうか」と呼び掛けられたときに、「はい。がんばります」と 元気良く答えて、すぐに立ち上がる。

電話が鳴ると、すぐに受話器に手を伸ばして、明るい弾むような声で 「はい。お待たせいたしました」と応じるのがクイック・レスポンスです。

 素早く答えて、すぐに動くことです。 「望ましいクイック・レスポンスの3カ条」を挙げてみます。

■第1条 的確さ
レスポンスが早ければいいというものではありません。
瞬時に相手の意思を聞き取ったり、何を求めているかを間違いなく 把握するなど、クイックな上に、的確なレスポンスが欠かせません。

■第2条 気合いの入った応答
クイック・レスポンスには、仕事を効率的に進めるばかりでなく、相手に安心感を与えるという大きな役割があります。気合いの入ったクイック・レスポンス をすれば、相手に「そうか。
すぐにやってくれるのだ」「気持ちよく引き受けてくれたな」「一生懸命に取り組んでくれるんだ」などの安心感、信頼感を与えら れます。

■第3条 確実な返事
もう一つ安心感を与えるためには、指示や依頼を受けるときにメモを片手に持っていて、その場で確認をして、さらに「はい。
確かに承りました。急いで準備 に入りますから、間に合います」などのひと言を加えるとどうでしょうか。
相手は、確実にひと仕事終えたような気持ちになります。

クイック・レスポンスは、すぐやることに加えて、的確で、気合いの入った、 確実な応答が条件です。
まずは、素直な「はい」の返事と「やります」のポジティブ態度を身に付けることです。

2013年12月5日木曜日

福沢諭吉の心訓

福沢諭吉の言葉とされているが、後年の偽作とも・・・

まあ、いずれにしても含蓄のある言葉なので、ご紹介します!!

一:世の中で一番 楽しく立派な事は 一生涯を貫く仕事を持つと云う事です
一:世の中で一番 みじめな事は 人間として教養のない事です
一:世の中で一番 さびしい事は する仕事のない事です
一:世の中で一番 みにくい事は 他人の生活をうらやむ事です
一:世の中で一番 尊い事は 人の為に奉仕し決して恩にきせない事です
一:世の中で一番 美しい事は すべてのものに愛情を持つ事です
一:世の中で一番 悲しい事は うそをつく事です

人に必要とされる人間になること。

どういう仕事をすることも大事だがどういう気持ちで仕事をするのか?

「今の自分の仕事は天職だ!!」思えたら、それだけで、
幸せ感一杯ですよね。

そのためには、たくさん学んでたくさん経験して、実力を磨くこと!!!
さあ、今日を楽しみましょう!!

2013年12月4日水曜日

『「つむじまがり」逆転発想法』

松下幸之助翁は、相手がどんな人でも、言うことに最後まで耳を傾ける人だったそうです。

凡人なら、若手社員の意見は早々に、「きみの考えは甘い」などとさえぎってしまうもの。

「人間は誰でも、それぞれに素晴らしいものを持つ偉大な存在である」という哲学があった。

だから、相手の身分や年齢にかかわらず、一人ひとりに心から尊敬の念を持って応対した。

また、「一定の知識を持っていると、我々はそこで納得してしまおうとする。

しかしそのことが、我々を枠にはめている。

日に新たであるためには、 いつも『なぜ』と疑問を持ち続けることが枠を超える一助になる。

知っていることの強さの反面に、知っているための弱さはないだろうか。

常識の枠をはずして考え直してみなさい」と言っていた。

松下翁は二通りの道があるとき、しばしば反対の多い道を選んだ。

幅広く意見を聞いて、危ない所が全部わかっていれば、全く危険はないという理由からである。

私たちは、ともすれば聞くよりも話したがります。

そのほうが、自分が目立って気持ちがいいからです。

しかし、話すことからは何も得ることはできません。

こんな「なぜ」から出た「逆転の発想」の数々が松下電器を大きくしていったのでしょう。

2013年12月2日月曜日

『先哲の言葉』

1)努力のないところには幸福はない、決断のないところには解決はない。

2)賢い人は知っていることしかいわぬ、愚かな人は知らないことまで口を出す。

3)他人の短所を責めてはならぬ、自分の欠点を許してはならぬ。

4)知ることがむつかしいのではない、行なうことがむつかしいのである。

5)善の芽は育てねばならぬ、悪の芽は絶やさねばならぬ。

6)苦しみが残していったものを味わえ、苦難もすぎてしまえば甘い。

7)涙とともにパンを食べた人間でなくては人生はわからない。


2013年12月1日日曜日

『仕事十訓』

1)事の大小・軽重・緩急・前後を考え、手順よく働け

2)何事も丁寧に早く、手際よく分量多く行なえ

3)選り嫌いするな、どんな仕事にも不平を抱くな

4)進んで仕事を見出せ、一刻も手と頭を遊ばせるな

5)頼まれた事から行え、人に歯がゆい思いをさせるな

6)山積みせる仕事は落ちついて行え、些の粗相もするな
(些の粗相「サノソソウ」=わずかな不注意ミスのこと)

7)すべてに全力を注げ、序の仕事は出来るだけ行なえ
(序「ジョ」=始まり、とりかかりのこと)

8)賞讃報酬を当てにすな、萬事を本分と心得て働け

9)何事にも熟達せよ、精神修養に重きを置け

10)仕事そのものを楽しめ、趣味化するまで工夫をこらせ


『人を動かす人は、誰よりも自分が動いている』

ディール・カーネギーの言葉にもある、この「人を動かす」ということ。
これは一見、難しそうに見えます。

確かに、ただ単に人を動かそうと思ったら、かなり難しいと思います。

人は動かそうと思って動くものではないからです。

人を動かすには、まず自分が動かなければなりません。

他人が動きやすいように、色々とお膳立てを整えたり、動きたくなるような下地をつくる。

そして、ときには「こうすればいいんだ」という見本を見せる。

「あなたにもできるということを証明して見せるから、やってみて」という姿勢が大事です。

そして、最後に、そうやってあれこれ動いている姿を見て、
周りの人たちが「協力しようかな」 と思ったら、それでやっと、
自分が動くということの端っこに立てるというものなのです。

こういう細かい気配りや心配りをせず、自らが率先して動くということもせず、
ただ他人が自分に 協力してくれるのを待っていたのでは、
次の次の世紀になっても、何も変わることはないでしょう。

野球の監督でも、政治家でも、会社の上司でも、椅子に座ってふんぞり返っている人に、
 本当の意味で人を動かすということは不可能です。

『人は、自分のために動いてくれる人のためにしか動かないからです。

仮に動いてくれたとしても、 それはその人のために動いているのではなく、自分のため、
つまり、一応動いたという素振りを 見せないと、後々大変だからです。』

そんな物理的な動きでは、そこから何も生まれるはずがありません。

『まず自分がだれよりも動く。そうできる人が、人を動かし、そして時代をも動かすことができるのです。』


2013年11月28日木曜日

宝塚流【ブス25箇条】

1・笑顔がない
2・お礼を言わない
3・おいしいといわない
4・目が輝いていない
5・精気がない
6・いつも口がへの字をしている
7・自信がない
8・希望や信念がない
9・自分がブスであることを知らない
10・声が小さく、いじけている
11・自分が正しいと信じこんでいる
12・愚痴をこぼす
13・他人をうらむ
14・責任転嫁がうまい
15・いつも周囲が悪いと思っている
16・他人に嫉妬する
17・他人につくさない
18・他人を信じない
19・謙虚さがなく傲慢である
20・人のアドバイスや忠告を受け入れない
21・何でもないことにキズつく
22・悲観的にものごとを考える
23・問題意識を持っていない
24・存在自体が周囲を暗くする
25・人生においても、仕事においても、意欲がない


レステル流『業務改善のチェックリスト』

【業務全般】
 ①業務目的がはっきりしているか
 ②残業は、抑制のための努力をしているか
 ③席から離れるとき、行先がわかるようにしてあるか
 ④出されたアイデアを途中でつぶしてしまうことはなかったか
 ⑤OA機器を活用したほうが安くならないか
 ⑥OA化推進の前に、それ以前の簡素化や標準化の余地がないかを検討しているか

【情報・会議】
 ①必要な情報を、必要な人に、必要なときに流しているか
 ②掲示物の掲示期限が守られているか
 ③電話、宅送便、郵便、FAX、訪問などの使い分けをしているか
 ④事前に打合せ内容を準備し、目的に合った話し合いをし、結果を確認し合っているか
 ⑤会議では目的議題に合った討議がされ、時間を守り、得たい結論を出し、それが守られているか

【資料・報告書づくり】
 ①習慣的につくっているが、今でも本当に必要か
 ②口頭説明で済むものまで資料化していないか
 ③図表やグラフを使ってわかりやすくしているか
 ④内容をみればどのようなアクションをとればよいか、わかるようになっているか
 ⑤内容は必要最小限度の表現になっているか
 ⑥提出は速やかにされているか

【ファイリング】
 ①必要な情報だけが保管されているか
 ②どこに何をファイルするか決められているか
 ③第三者が利用できるか
 ④同一資料が担当者、同僚、上司などと重複して持たれていないか
 ⑤個人机での私蔵はないか
 ⑥保存期間は決められているか
 ⑦定期的に、保管、廃却、入れ替えが行われているか


『異性にも同性にもモテる十一箇条』

第一条/周囲への気配りができる
おしつけでなく、さり気ない気配りができる人は好感がもてるもの。
 たとえば、何か悩んでいる様子の後輩にさり気なく元気の出る言葉をかけるといった気配りができれば慕われるはず。

第二条/自分の意見をもっている
人に流されることなく、臆せずしっかりと自分の意見を述べられる人は周囲の信頼を得られるでしょう。

第三条/常識が備わっている
社会人としての常識やマナーはおさえておきたいもの。
大人として責任ある 行動をとれることが求められます。

第四条/精神的に自立している
気分にムラのある人は、敬遠されてしまうもの。
感情を上手にコントロール でき、精神的に自立していることが大切です。

第五条/前向きである
どんなときもプラス思考で、自分を高める努力のできる人には誰でも魅力を感じるものです。
また、仕事を積極的に引き受ける姿勢も、好感度アップにつながります。

第六条/責任感がある
任された仕事は最後まで責任をもってやり通す心構えが必要です。

第七条/笑顔を絶やさない
どんなときも素敵な笑顔のできる人は、それだけで周囲を明るくし、人を惹きつけるものです。

第八条/聞き上手である
聞き上手な人の周りには、自然と人が集まるもの。
かといって、聞いているばかりではなく、肝心なときには適切な意見を述べることも必要です。

第九条/好奇心がある
好奇心が旺盛でチャレンジ精神のある人は、それが表情や態度にもにじみ出て 生き生きとした印象を作り出します。

第十条/さり気ないおしゃれができる
これみよがしなブランドで固め、見栄を張るのではなく、自分らしさを取り入れながらセンスよく決めている人は魅力的です。

第十一条/誰にでも分け隔てなく接する
相手によって態度を変えることなく、いつも自然に振る舞える人は男女を問わずモテるはずです。


2013年11月26日火曜日

『信頼できる部下とは』

「信頼できる部下」になるために必要な10の要素

①仕事に責任を持っている
どんなに小さな仕事にも、責任をもって取り組める人には、仕事を任せたくなるものです。

②意欲と向上心がある
仕事に対する意欲と向上心は、本人の気持の問題です。
自己がしっかりしている人は信頼できるでしょう。

③常に問題意識をもっている
常に問題意識をもって仕事に取り組んでいる人は、その仕事に対して非常に真剣であり、
周囲も高く 評価しているものです。

④時々に応じた最善の判断ができる
時と場合に応じて、これまでの経験から最善策を見出し、実行できる人は、
上司も頼りにして意見を 求めたくなることでしょう。

⑤「報告・連絡・相談」ができる
基本の「報・連・相」がきちんとできる人には、安心して重要な仕事も任せられます。

⑥仕事を楽しんでいる
仕事を面白いと感じ、前向きに楽しんで取り組める人には、
どんなに難しい仕事でもやり遂げる力量が 感じられます。
上司も安心して仕事を任せられます。

⑦素直である
指示されたことに対して、素直に受けとめ、一生懸命行動できる人は、信頼がおけるものです。

⑧コミュニケーションが取れる
仕事に支障をきたさない程度に、周囲とコミュニケーションを取れる能力は必要です。
気軽に 話しかけられるような雰囲気をもつように心掛けましょう。

⑨会社を休まない
健康であることは基本です。
少々のことで会社を休むような人では、周囲にも迷惑が掛かってしまうので、
安心して仕事を任せられません。

⑩感性をもっている
日常の仕事のなかで気配りができる人は、その好印象から周囲の信頼度は厚いものです。
感性は日頃から磨いておくように心掛けたいものです。


『感動は発想の仕方次第』

子供の頃、はじめて映画を観たときは「なんて素晴らしいんだろ!」と感動したものです。

しかし、大人になって 何本も映画を観るにつれ、ちょっとやそっとの作品では
感動しなくなってくるものではないでしょうか。

つまり「はじめてのモノ」に触れたときは、刺激的で感動も大きいのに、
同じ刺激を何度も受けているうちに、 感覚が麻痺して、感動することもなくなってしまうのです。

仕事や人間関係も同様です。

はじめての仕事をしたり、見知らぬ人との出会いは、刺激があって楽しいものです。

しかし、それも何年か経てばマンネリを感じて飽きてきます。

そのなかで、いかに新鮮さを感じて楽しめるかは、発想の仕方次第といえるでしょう。

人生は経験の積重ねですから、年齢を重ねるごとに「はじめての経験」は少なくなります。
ということは、そうした刺激以外に感動を得られるよう、発想の転換をすることが
大切だということです。

小さなことに感動できる人としない人では、どちらが幸せかといえば、
おそらく感動できる人のほうでしょう。

人生は、感動すればするほど豊かになるものです。

人生を2倍楽しみたいと思ったら、2倍感動することです。

2013年11月20日水曜日

『失敗の原因を考える』

失敗には必ず「原因」があります。
それがわかれば、完全に無くすことはできなくても、減らすことはできるはずです。

いくつか、仕事上のミスの「原因」を考えてみます。

①慣れた仕事
長い間仕事をしていると慣れが生じ、「これは多分、こうだろう」
「おそらく、こうすればいい」といった憶測で 物事を進めてしまいがちです。
その結果、報告・連絡・相談を怠り、大きなミスにつながります。

②ケアレスミス
うっかりミスは、注意力が散漫になったときに生じます。
ただぼんやりしてしまった・・・ということもありますが、 プライベートに不安があったり、
ビクビクして仕事に集中できない、といった心理的影響も考えられます。
まずは、それらの原因を取り除くことです。

③苦手な相手
苦手な相手とは、ついついコミュニケーションが不足しがちです。
その結果、報告・連絡・相談がスムーズに できなくなってしまうのです。
仕事は仕事と割り切って、こちらからコミュニケーションを取ることが大切です。

④知らなかった
「知らなかった」ために生じた失敗は、きちんと指導をしなかった先輩や
上司にも責任があります。
とはいえ、やはり自分でアンテナを張り巡らせて情報を仕入れる姿勢は必要でしょう。
「教えてくれないから、 知らなかった」と開き直るのではなく、
「教えてくれないなら、こちらから聞く」という姿勢が大切です。

⑤はじめての仕事
はじめての仕事には失敗がつきものです。
しかし、二度目以降の失敗は許されません。最初に失敗をしたら、
きちんとメモをとっておき、同じところでつまずかないように注意することです。

この他にも失敗の原因はありますが、いずれも失敗したときは、
できるだけ早く原因を考えることが大切です。

原因がわかれば、その失敗は免疫になります。

2013年11月18日月曜日

『危険を予感すること』

大きなミスが生じる前は、必ずその予兆があるものです。

たとえば、「先方に納期の確認をしたほうがいいだろうか」と一瞬考えたけれど、
「まあ、おそらく大丈夫だろう」と そのまま進めてしまった結果、案の定、納期に
間に合わなかった・・・ということがあるでしょう。

あるいは、取引先の担当者に対して「神経質で細かそうなタイプだ」と感じながらも、
大雑把に仕事を進めた結果、とても険悪な関係になったりします。

「細かそうだ」と感じたとき、少し気を遣って繊細に仕事を進めていけば、
関係が悪くなることはなかったかもしれません。

『危険な状態に陥ってから見事に脱出できるのが運のいい人ではなく、
危険を察知して、回避する道を探せるのが本当に運のいい人なのです。』

2013年11月12日火曜日

『その一言で』

「その一言で」
 一.その一言で、励まされ
 一.その一言で、夢をもち
 一.その一言で、立ち上がり
 一.その一言で、がっかりし
 一.その一言で、腹を立て
 一.その一言で、泣かされる
 ほんのわずかな一言で!

これがどなたの言葉かは知りませんが、本当に考えさせられる言葉ではないでしょうか。

私達は日頃、家庭や職場で、さまざまな人と会話を交わしています。

家庭や友達など本当に親しい人との 会話もあれば、職場の先輩・上司、後輩・部下、
あるいはお客様など仕事を通しての会話などもあります。

そして、真剣な会話もあれば心の和らいだ会話もあります。

みなさんは、それらの会話の中の、ほんのちょっとした一言が、
相手を楽しい気持ちにさせたり勇気づけたり、 あるいは逆に、
相手を悲しい気持ちにさせたり、反発を買うことになったりしたというご経験はありませんか。

普段会話をするとき、相手を楽しい気持ちにさせようとか、悲しい気持ちにさせようと
考えて話をしている訳ではありません。

何気ない気持ちで話をしているのです。

でも、その何気ない会話の中の、ほんのわずかな一言、ほんのちょっとした一言が、
相手の心の中に入り込み、 それがプラスの作用をしたり、あるいは逆にマイナスの
作用をすることになります。

会話の中で、不思議に大きな力をもつのが、ほんのちょっとした一言です。

普段から一言一言を大切にしたいものです。

2013年11月11日月曜日

伝え方

自分はちゃんと説明してあげているつもりなのに、相手が理解を示さない
ということが、たまにありますね。

そんなとき、「どうしてこんなことがわからないんだ」と、
相手に腹を立ててしまったりしていませんか?

でも、ちょっと待ってください。

ひょっとして、第三者から見たら実はあなたの説明の仕方のほうに問題がある、
ということもありうるかもしれないのです。

相手が理解しないからと、そこでいつまでも怒っていても、 そこから先には進展しません。

ですから、ちょっと考え方を変えて、自分の話し方を何か違うものにしてみるということも大事です。

王様が家来に話しているのではないのです。
自分の言いたいことを相手に分かってほしいなら、こちらも、分かってもらうための努力
というものをしなければならないのです。

私はときどき、仕事で海外へ行って、ほかの国の人と話をしなければいけない時があります。

そこで私が流暢に英語や中国語がしゃべれれば何も問題はないのですが、
専門的な用語が入れば”ネイティブ”というわけにはいきません。

相手にこちらの伝えたいことが伝わらない時があります。

それは明らかにこちらが何とかしなければいけないことなので、言い方や表現を変え、
これなら通じるかなと、表現を変えたり試行錯誤します。

それで通じたときは、「やった。よかった。」とほっとします。

日本語同士なら、もっとずっと簡単なはず。
それがなぜできないのでしょう。

壁を相手に、ひとりでテニスの練習をしようと思ったら、自分のところにきちんと
返ってくるよう加減して ボールを打ちます。当然ボールは返ってきます。
しかし、壁もない場所でただボールを打ったら、あさっての方向へ飛んで行き返ってこない。

そのボールに腹を立てるのって、馬鹿馬鹿しいと思いませんか?

2013年11月10日日曜日

信頼

人はだれでも、他の人から好かれたり、尊敬されたり、大事にされたいという気持ちとともに、
「信頼されたい」という気持ちを持っています。

「信頼されたい」と思っているだけでは、信頼関係はできません。

信頼されるような働きかけや 自分自身の向上をはかることが大切です。

職場では、
 ・ルールや約束をよく守ること
 ・与えられた仕事に、責任を持って取り組むこと
 ・上司や同僚、お客様と十分コミュニケーションをはかること
 ・協調性を発揮すること
公私の生活の態度においては、
 ・けじめある言動をとること
 ・公正で誠意ある態度をとること
ができれば、信頼できる人という評価につながるのです。

信頼は、一度に得られるものではありません。
日常の言動の中で、繰り返し築きあげていくものなのです。

約束厳守、責任を持ってなし遂げた実績、コミュニケーションをはかって理解し合う態度、
誠意や思いやりのある態度、自己中心でない協調の気持ちや態度などが相乗する形で、
  「○○さんは、 信頼して仕事を頼める」
  「○○さんなら、信頼して話を聞ける」
  「○○さんなら、ついていける」
などという、まわりの人の態度ができるのです。

信頼を得るには時間がかかり、逆に、一度信頼を失うと挽回に時間がかかったり、
二度と戻ってこないこともあるだけに、丁寧に育てなければなりません。

信頼関係ができると、自然に”信用できる人”という評価を受けます。

信用できる人なら”信任”、すなわち、信じて任せようということになり、
また仕事をさせてもらったり、依頼がくるのです。

そして、その仕事を期待通り行えば、信頼はさらに強く育ちます。

いわば、雪だるま式に、信頼と信用と信任の関係が大きくなっていくのです。

マッチ売りで嵐を呼ぶ男

最近は「待ち」の販売形態の企業でも、ダイレクトメールや紹介依頼のほか、
チラシの街頭配布など「攻め」の販売戦術をとるところが増えて来ております。

たとえば、オットリしているように見える銀行でさえも、ボーナス時期には訪問活動や
街頭でのティッシュ配りなどを積極的に展開しています。

数年前のことですが、消費者金融の最大手会社の福岡支店に、大学を出たばかりの

Yという青年が入社しました。

早速、彼も当時盛んに行っていた街頭でのマッチ配りを命ぜられ、
毎日、ラッシュ時には額に汗して頑張ることになりました。

ところが、彼の大きく明るい声と活発なボディ・アクションは、たちまち福岡の中心街、
神の名物になってしまったのです。

多くの人々が”ご苦労さま”とか、”毎日よく頑張っているね”とか声をかけてくれるようになり
やがて、支店長に、”おたくのYさんは若いのに、あの一生懸命さには本当に頭が下がります。
うちの会社に欲しい人材ですよ”というような賞賛の電話が入るようになりました。

そして、遂には東京の本社にまでかかってくるという未曾有のことまで起こりました。

彼は平常もハキハキした好青年ですが、体は小さく、そんなにハンサムでもありません。


しかし彼は、このマッチ配りという仕事を、会社を代表する最重要事であると考え、
”おはようございます”、”いってらっしゃいませ”と大きな声を張り上げながら、
一人でも多くの人に手渡そうと努めたのです。

その姿が、彼を珠玉のように輝やかし同社には素晴らしい「人財」がいるという
イメージを福岡の人々の心に強く焼き付ける結果をもたらしたわけです。

このような街頭宣伝は、不特定多数の人々に見せる「動く看板」であり、

「待ち」の販売企業にとっては、世間一般の人々に強く訴えかける絶好のチャンスです。

もしこのようなチャンスが与えられた場合には、Y君のような積極的な心構えで
企業イメージを高めるようなアクションをとることが大切だと思います。

2013年11月7日木曜日

どんな仕事でもお客様のために

東京で由緒ある結婚式場として知られている明治記念館では、大安の日など、
50組近い縁結びをとり行うので、猫の手も借りたいほどの忙しさとのことです。

この明治記念館の奉仕課長さんの随筆に、次のような一節があります。

『ここには、1,515人の明るく、若い娘さんたちが、毎日、人生の最も感激的な瞬間の

お手伝いをしている。娘さんたちの仕事は、披露宴の式場準備をしたり、
飲食物をテーブルに運んだりすることである。
重いお皿を何回も運んだり、お客様に粗相のないよう心配りするので、体力もいるし、
神経も疲れる。
しかし、こんな単純で、疲れる仕事をしていても、みんな明るく楽しそうである。
女たちは、自分の仕事にプライドを持っているからだ。
彼女たちには毎日の単調な仕事だが、お客様にとっては、一生に一度の
最も感激的な瞬間なのである
彼女たちは、お客様に感謝され、そしていつの日か、この式場で、自分自身が
結ばれる日のことを夢見ながら、毎日の仕事に喜びを見つけている。』

さて、わたしたちの中には単調で感激の薄い業務についている人もいます。


特に、お客様に直接接しない仕事についている人ほど、単調さに負け、
プライドも失いがちなものです。

しかし、決して忘れてならないことは、どんな単調な、縁の下の力持ち的な仕事であっても、
その仕事はお客様のためにやっているものだということです。

そして、こちらにとっては多くの仕事の一つに過ぎなくても、お客様にとっては、
一生に一度の感激のシーンに関わり合っているかも知れないということです。

たとえば、レストランの厨房で皿洗いばかりしていても、その皿を使って食事をした
一家の団欒や恋人達の幸せなどに、思いを致すことが必要です。

自分はミジメだと思えば、その瞬間に不幸のドン底に落ちてしまいます。

明治記念館の彼女たちも、お客様の立場に立って一生に一度の感激を共に喜び、
共にかみしめようとしています。

下積みの草履取りでも、どうせやるなら日本一の草履取りになってやろうと努力した、
木下藤吉郎の精神で仕事に打ち込んでみることです。

そんな、姿勢で生きて行けば、必ず幸せを招き寄せることができると思います。


2013年11月6日水曜日

寝ていて食われる法

”給料はやった仕事の後からついて来る”という言葉がありますが、
世の中にはロクに仕事もしないでいるくせに、
給料が少ない、ボーナスが少ないなどとボヤいている人がいるものです。

何の志も望みもなく、ただ食いつなぐためだけに働いている人は別として、 
自ら志望して現在の職についている以上、その仕事に懸命に打ち込むことによって
自分の真価を世に問う、という姿勢がなければ、無駄な一生を終えてしまうことに
なるのではないでしょうか。

努力すればいいことは分かっているが、セコセコしても疲れるだけだ。
い人生だからノンビリ暮らそうなどど思っていると、その人の値打ちは誰も認めてくれません。

努力すれば、会社に「与える」ことができ、そうでないと「取る」ことばかりを
考える乞食根性に陥ってしまうものです。

人生の大半は仕事をすることで過ごします。

たがって、人の値打ちはその仕事ぶりによってほとんど決まってしまうものです。

仕事に努力することなく、怠けることのみ考えていたのでは、評価は低くなるばかりで、
給料もボーナスも人後におちるのはあたりまえなのです。

その結果不満がつのり、うまい話があるとそれに飛びついて大ケガをすることにもなります。

昭和初期の不況期に、ある怠け者が、何か楽で稼ぎのいい仕事はないものかと 
新聞広告を眺めていたところ、”50銭切手を送れ、寝ていて食われる方法を教えます”
というオイシソーな広告が見つかりました。 

早速、借金をして50銭切手を送ったところ、やがて返事が届きました。

ワクワクしながら封を切ってみたところ、
”熊の穴の前に寝ていろ、確実に寝ていて食われる”と書いてありました。
地団駄踏んでくやしがりましたが、どうしようもありません。

これに似たような話は、現在でも後を断たないのではないでしょうか。


どうせ一度の人生なら、「仕事」で役に立ち、認められる存在になりたいものです。
”一日を空しく過ごすな。明日をあてにして一日を粗末にするな”(白隠禅師)

2013年11月5日火曜日

仕事は自分で創るもの

世の中には、与えられた仕事しかしない人と、
自ら仕事を創り上げていく人とがあります。

次の話を参考に、自分の仕事への取り組み方を点検してみてはいかがでしょうか。

その一

織田信長がある日のこと、小姓を呼び付けました。
一人の小姓が”お呼びでございますか”と部屋に入ると、信長は”もうよい、退れ”と言う。
しばらくして信長はまた”誰かある”と呼ぶ
別の小姓が伺い”ご用は?”とたずねると、”用はすんだ、退ってよい”とソッケない。
妙な顔をしてひき退ると、またまた呼び声がする。
三人目の小姓が顔を出すと”用はない、退れ”。
キツネにつままれたような顔をしていると”何をグズグズしておる。さっさと退れ”
言われて立ち上がった小姓が座敷の中を見渡してみると、部屋の隅に紙クズが
落ちているのに気づきました。
その小姓は、それを拾って退出しようとしたところ、信長は”待て、そちはなかなか気転の
きく奴じゃ。仕事というものは、与えられたことをやればすむというものではない。
自分で探し、つくり出して行くものだ。その気持ちを大事にせい。ほめてとらせる”

その二

ある自動車ディーラーの本社に電話があり、カタログを送って欲しいとのことでした。
それを受けた女子社員は”早速お届け致しますが、お客様のところからですと、
私どものショールームまで、電車で10分、駅から歩いて5分の距離でございます。
ちょうど、ご請求いただきましたカタログの新車を展示中ですので、
に恐れ入りますが、ご足労いただけませんでしょうか。
係のものが詳しくご説明申し上げますので・・・”と道順も丁寧に教えて差し上げました。
その対応の感じの良さにひかれたその人はすぐに来社し、その場で成約に至ったということです。

この二つの例のように、常に八方に気を配り、自分の仕事をふくらませる努力を

積み重ねることが、自分を大きく伸ばして行く条件なのです。


2013年11月4日月曜日

辛抱

現代の若者の持つ特色の一つに、辛抱ができないという点があります。

GNPの低い時代には、人々は辛抱強かったのですが、
経済成長に伴って生活が豊かになり何をしてでも生きられるようになると、
辛抱をする必要もなくなり何となく面白そうな職を転々とする傾向があります。

一つの仕事を始めても、それにあくまで食い下がって成し遂げるまで

離さないという粘りが仕事をする基本の力なのですが、
興味のあるうちはやるが長続きしないというのでは、
どんな仕事でも成功するはずがないのです。

成功というものは、一つの仕事を長い間やり続けるという要素が
ついていなければならないと思います。

つまり、長い間やり通したという条件のついていない大儲けなどは成功とは言わず、
フロックであり、まぐれ当たりなのです。

繰り返すようですが、成功というものは、一つの仕事を長期間持続的に

努力している間に生ずる結果なのです。

その間には、浮き沈みもあるでしょう。

順調と不調を何度も乗り越えて持続しているうちに遂に到達するのが成功というものです

どんなに困難が伴っても、人間は一度自分が打ち込んだ仕事を
くまで追及して行く意志と生活態度を貫くことが大切です。

男にとっても女にとっても仕事とはそういうものなのです。

このように、どんな仕事に就いていても、内部から自分を支える力は

辛抱強さしかありませんが、辛抱のできない人間でも、
法や社会が守ってくれるために、一つの職について離れないでいる人達がかなりいます。

しかもそう低い待遇ではありません。

このような人達をも救って生活させている現実は確かにありますが、
しかし彼らは決して希望の持てる意義ある人生を歩んではいないのです。

不平と不満に追い回されていて、どの職場でももてあまされています。

そして、彼らは決して成功しない、これだけは確かです。



2013年11月3日日曜日

ナンバーワン

かつて、ある大企業の重役は毎春新入社員が入ってくると、かならず、
『我が社のライバルであるD社にも君たちと同じ仕事をする社員が入ってきたはずだ。
その目にみえないライバルを常に意識し、腕を磨いて絶対に負けてはならない。

君たちが彼らに勝ったとき、我が社はD社に勝てるのだ』
とハッパをかけていました。

企業の力は組織の力であり、組織の力はそこに働く個人個人の力の総合です。

したがって、企業の力を伸ばそうとすれば、各人の力を伸ばすことが必要なのです。

よく、自分を卑下して、”どうせ俺は歯車の一つさ”と言う人がいますが、
それは大きな間違いで、たった一つの歯車が動かなくなっても、
その機械は機能を停止してしまいます。小さい歯車であっても錆びないよう磨き上げてこそ、
体の力の発揮に貢献できることを知るべきです。

それと同時に、こ厳しい企業戦争の中で勝ち残り、業容を拡大して行くためには
わたしたち一人ひとりやわたしたちの属している組織がお客様に支持される、
何か一味違った特徴を持つことが大切です。

つまり何からの点でNo.1であることが必要なのです。

そのためには、それぞれの地域や持ち場で、これだけはどこの会社の誰にも負けない、
というレベルをめざし、それを実現しなければなりません。

たとえば、

 ・朝のすがすがしさNo.1
 ・お辞儀の仕方No.1
 ・朝のスタートの早さNo.1
 ・店内外の清潔さNo.1
 ・お客様への気配りNo.1
 ・電話を取る速さNo.1
 ・電話対応の丁重さNo.1
などなど、すぐ出来る簡単なことから始めてみればよいのです。

簡単なことのようでも、どれ一つとってみても企業のイメージアップに役立つものばかりです。

このようなことを、みんなで協力し合いながら一つ一つ仕上げていけば自信がつき、
ひいては、業績でもNo.1という良い結果に結びついて行くことに確信を持って欲しいと思います。

2013年11月2日土曜日

初心忘るべからず

社会人の仲間入りをしたばかりの若人たちに先輩として贈りたいのは、
やはり、世阿弥の「初心忘るべからず」という言葉です。

松下幸之助氏などは、この言葉を入社時の感激や喜びを忘れるな、
というように用いられており、それも大切なことなのですが、
伝えられている真の意味は”初志を貫徹せよ”ということです。

したがって、入社後二、三年を経て、自分の夢と現実のギャップに
悩んでいる人たちや、ベテランといわれながらマンネリズムに
陥っている人たちにも、等しく贈りたいものであります。

人は誰でも、社会へ船出した時とか、新しい仕事に就いた時などは、

自分は将来こうありたいという夢なり目標を持っているものです。

そして、新しい世界に深い興味を抱き、何でも学び取ろうという素直さや
情熱を持っています。しかしそのうちに、自分の能力に疑問を感じたり、
ビジネスの荒波にもまれた結果「日暮れ腹減り」といわれるような
空しい生活に陥ってしまう危険性があります。

しかし、それではせっかく一度だけ授かった人生が、
あまりにももったいなく、常に初心を貫徹するという強固な意志を持ち続けることが肝心です。

「継続は力なり」といわれるように、それだけの力を持ち続けることが
できるかどうかが、わたくしたちの人生を決める岐路だと思うのです。

では、初志を貫き通すための極意は何かというと、これも世阿弥

「時分の花を咲かせよ」という言葉が参考になると思います。

の意味は”背伸びをして実力以上に見せようとすることなく、
その時々の芸の仕方を目いっぱいやりなさい”ということで、
二十歳には二十歳の、四十歳には四十歳のそれぞれの良さがあるのだから、 
この時々に応じた自分の力を発揮することが美しいのだ、と教えているのです。

初志と現状とのへだたりを嘆き、とても駄目だと落ち込んでしまうのではなく、
新人は新人として、中堅は中堅として、ベテランはベテランとして花を咲かす
心構えでいれば、自分の人生は彩り豊かなものになるでしょう。

芸やスポーツに限らず、ビジネスにおいても、これでよいという境地など決してありません。


たとえば、挨拶とか電話の応対一つとってみても、
ベテランでさえ100%これで良かったというケースはほとんどないものです。

それ故に、下手は下手なりに、新人は新人なりに、
精いっぱい自分の仕事に打ち込むという姿勢が美しいのです。

自分を幸せにするかどうかは、やはり自分の心が決めるものだと思います。


2013年11月1日金曜日

社会で成功する法

わたしたちのように会社に勤めている者が成功するというのは、 
末は社長なり重役に登用されるとか、役職はともかく、
社内で一目おかれる「人財」になり遂げることでしょうが、
故松下幸之助氏は、まちがいなく会社で成功できる秘訣がある、と述べておられます。

その方法は、家族をはじめとして親戚や友人・知人などに会社の良さを話すことだ、というのです。


聞けば、”なぁんだ”というような簡単なことですが、世の中には自分の会社を貶す人は多いけれども、誉める人は意外に少ないことに気づくのではありませんか。

自分の勤務先の悪口を言ってみても得になることなど一つも無いはずですし、

それを聞く人も決して喜ぶわけではないのに、なぜ会社を悪く言う必要があるのでしょうか。

日頃の不安や不満を他人に聞いてもらえば、多少は胸のすく思いもするのでしょうが、
それはほんの一時的な快感にしかすぎず、それによって本人が幸せになれるかというと
全く逆ではないでしょうか。

今日から会社の一員となったフレッシュマンも、会社のすみずみにまで精通しているベテランも、

まず自分が選んだ会社の良い点を認めてそれに惚れ込み、常に会社をほめるという態度や
心構えでいることが大切で、そうしていれば必ず社内で注目される存在になると思います。

なぜならば、会社はそのような人物を切実に求めているからで、
そのような人を社内の中心に据えないで誰を重用するというのでしょうか。

故松下幸之助氏は、そのような人はみずから求めなくても、

自然に会社で成功者になって行くであろう、と結んでおられます。



2013年10月30日水曜日

本質

話をしている時、話を聞いている時、提案書を読んでいる時、
営業を受けている時、相談を受けている時、、

仕事柄、いつも【ブレ】に目を向けてしまうクセがあります。


今日、弊社に連絡をくれた営業マンと話をしていて全くブレない営業に驚きました。

WEBは日進月歩のため、新しいサービスや業界動向などの情報収集のため
時間がある時であれば飛び込み営業マンでも営業を受けるようにしています。

今日来社してくれたのはSEOの営業マン。
27歳の自信に満ち溢れた堂々たる話しっぷり。

結論、お取引をすることはなく、お帰り頂きましたがブレ知らずの営業は圧巻でしたw

意地悪な質問も幾度となく投げかけたし、話をぶらしてみたりもしましたが
まーブレないw

人のフリ見て・・・じゃないですが、改めて再意識しよーと思いました。

他愛もない内容ですが久々にブレない営業マンに出会ったので書いてみましたw



2013年10月29日火曜日

AR事業

先日WEBフォーラムに参加して来ました。

そこで目についたのはAR。

昔は開発に膨大なコストがかかるイメージがありましたが、
ずいぶん安くなったみたいで驚きました。

当時やりたくても出来なかったARが身近になったので
レステルでも開発を開始したいと思ってます!!

ARは【どう生かすか?】がカギ。

クライアントに満足頂けるソリューションの1手法としてARを活かします!!

いやー楽しみっ!!



2013年10月24日木曜日

おもてなしSEO♪

レステルでは【おもてなしSEO】をサービス開始しました。

東京オリンピックの『お・も・て・な・し』

あそこからヒントをもらいサービス化しちゃいました。。


特に難しいサービスではなく、単純に今までのSEOより価格を下げ質を上げたサービスです。

詳しくは↓↓↓
http://resutelt.jp/services/seo.html

見積ツールはコチラ↓↓↓
http://www.resutelt.com/

2013年10月23日水曜日

レステルの意味。。

『社名のレステルってどういう意味ですか??』

よく聞かれますw



HPにも記載していますがレステルという社名は造語です。


レステル(resutelt)はresult(結果)に te(手)を加えた造語です。


”我々が手を加えることで結果を変えられる会社でありたい”


その思いを込めてレステルは誕生しました。

クライアント様の“結果”を変えられるサービス提供を事業テーマとして
新しいライフスタイルと価値創造に向けて、社会に貢献することをミッションとしています。


設立時に一番こだわったのが”結果を変えられるソリューション”です。

その思いを込めた社名【レステル】をとても気に入っています。
自画自賛ですww

よく聞かれるのでブログに書いてみました。。





2013年10月22日火曜日

笑っていいとも終了!?

フジテレビの「笑っていいとも!」が来年3月いっぱいで終了することが発表された。。

今日10月22日の放送でタモリさんが終了を発表。

笑っていいともといえば32年間続いたギネスブックにも認定された長寿番組。


決定とはいえ、やっぱり寂しいですね。。




2013年10月21日月曜日

永遠の大先輩

今日は新卒時代からお世話になっている先輩とランチMTG。

今となっては同じ経営者ですが、まだまだ敵いません。。

悔しいですが。。


久々のブレイクスルー談話を楽しませてもらいました★

久々に”勝てない”という気持ちを味わいながら色々な気付きのある有意義な時間でした。


クライアントに提供できるソリューションの手数と、そのソリューションの解決力。。
ここを最大化することを今期のテーマとし邁進してまいりまっす!!



2013年10月18日金曜日

カメラマン

クライアントのHPフルリニューアルのためカメラマンを連れて撮影に行きました。

今回のカメラマンはダンディーで気さくな方。

いやー、カメラマンかっこいいです。

シブいです。

セクシーです。


若かりし頃、憧れていた職業の一つです。

仕事帰りに、無駄に一眼レフ買いそうになるくらい影響されましたw



そんなこんなで撮影箇所や採用ページ用のインタビューなどもあり丸1日かかってしまう工程でしたが色んな発見もあり充実した1日でした。

クライアントから『年内にはHPアップしたい』と言われたので急ピッチで進めなければ。。

とはいえ、妥協なく期待に応えるべく最高のHP創りますっ!!


2013年10月11日金曜日

定例MTG

今日はいつもお世話になっている社長との定例MTG。

かれこれ5年近いお付き合いで本当に頭の上がらない社長。

恩返しは成果で返さなければ、倍返しでw


経営者として2年目、諸先輩方の背中を追いかけ邁進します!!





2013年9月12日木曜日

レステルブログはじめました。。

設立1周年を迎え、今更ながらブログをはじめました。

起業して1年、長いようで本当にあっという間でした。

一番最初の取り組みは社名決め。
散々悩んだ結果レステルになりました。

レステル(resutelt)というのは造語で、result(結果)にte(手)が入っています。

”手を加えることで結果を変えられる会社”という意味を込めました。

あれから1年。。
知人、クライアント、友達、、たくさんの方に助けられ今があります。

感謝の気持ちを忘れず”結果を変えられる会社”であり続けたいと思います。