2013年11月1日金曜日

社会で成功する法

わたしたちのように会社に勤めている者が成功するというのは、 
末は社長なり重役に登用されるとか、役職はともかく、
社内で一目おかれる「人財」になり遂げることでしょうが、
故松下幸之助氏は、まちがいなく会社で成功できる秘訣がある、と述べておられます。

その方法は、家族をはじめとして親戚や友人・知人などに会社の良さを話すことだ、というのです。


聞けば、”なぁんだ”というような簡単なことですが、世の中には自分の会社を貶す人は多いけれども、誉める人は意外に少ないことに気づくのではありませんか。

自分の勤務先の悪口を言ってみても得になることなど一つも無いはずですし、

それを聞く人も決して喜ぶわけではないのに、なぜ会社を悪く言う必要があるのでしょうか。

日頃の不安や不満を他人に聞いてもらえば、多少は胸のすく思いもするのでしょうが、
それはほんの一時的な快感にしかすぎず、それによって本人が幸せになれるかというと
全く逆ではないでしょうか。

今日から会社の一員となったフレッシュマンも、会社のすみずみにまで精通しているベテランも、

まず自分が選んだ会社の良い点を認めてそれに惚れ込み、常に会社をほめるという態度や
心構えでいることが大切で、そうしていれば必ず社内で注目される存在になると思います。

なぜならば、会社はそのような人物を切実に求めているからで、
そのような人を社内の中心に据えないで誰を重用するというのでしょうか。

故松下幸之助氏は、そのような人はみずから求めなくても、

自然に会社で成功者になって行くであろう、と結んでおられます。



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