2013年11月3日日曜日

ナンバーワン

かつて、ある大企業の重役は毎春新入社員が入ってくると、かならず、
『我が社のライバルであるD社にも君たちと同じ仕事をする社員が入ってきたはずだ。
その目にみえないライバルを常に意識し、腕を磨いて絶対に負けてはならない。

君たちが彼らに勝ったとき、我が社はD社に勝てるのだ』
とハッパをかけていました。

企業の力は組織の力であり、組織の力はそこに働く個人個人の力の総合です。

したがって、企業の力を伸ばそうとすれば、各人の力を伸ばすことが必要なのです。

よく、自分を卑下して、”どうせ俺は歯車の一つさ”と言う人がいますが、
それは大きな間違いで、たった一つの歯車が動かなくなっても、
その機械は機能を停止してしまいます。小さい歯車であっても錆びないよう磨き上げてこそ、
体の力の発揮に貢献できることを知るべきです。

それと同時に、こ厳しい企業戦争の中で勝ち残り、業容を拡大して行くためには
わたしたち一人ひとりやわたしたちの属している組織がお客様に支持される、
何か一味違った特徴を持つことが大切です。

つまり何からの点でNo.1であることが必要なのです。

そのためには、それぞれの地域や持ち場で、これだけはどこの会社の誰にも負けない、
というレベルをめざし、それを実現しなければなりません。

たとえば、

 ・朝のすがすがしさNo.1
 ・お辞儀の仕方No.1
 ・朝のスタートの早さNo.1
 ・店内外の清潔さNo.1
 ・お客様への気配りNo.1
 ・電話を取る速さNo.1
 ・電話対応の丁重さNo.1
などなど、すぐ出来る簡単なことから始めてみればよいのです。

簡単なことのようでも、どれ一つとってみても企業のイメージアップに役立つものばかりです。

このようなことを、みんなで協力し合いながら一つ一つ仕上げていけば自信がつき、
ひいては、業績でもNo.1という良い結果に結びついて行くことに確信を持って欲しいと思います。

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