2013年11月4日月曜日

辛抱

現代の若者の持つ特色の一つに、辛抱ができないという点があります。

GNPの低い時代には、人々は辛抱強かったのですが、
経済成長に伴って生活が豊かになり何をしてでも生きられるようになると、
辛抱をする必要もなくなり何となく面白そうな職を転々とする傾向があります。

一つの仕事を始めても、それにあくまで食い下がって成し遂げるまで

離さないという粘りが仕事をする基本の力なのですが、
興味のあるうちはやるが長続きしないというのでは、
どんな仕事でも成功するはずがないのです。

成功というものは、一つの仕事を長い間やり続けるという要素が
ついていなければならないと思います。

つまり、長い間やり通したという条件のついていない大儲けなどは成功とは言わず、
フロックであり、まぐれ当たりなのです。

繰り返すようですが、成功というものは、一つの仕事を長期間持続的に

努力している間に生ずる結果なのです。

その間には、浮き沈みもあるでしょう。

順調と不調を何度も乗り越えて持続しているうちに遂に到達するのが成功というものです

どんなに困難が伴っても、人間は一度自分が打ち込んだ仕事を
くまで追及して行く意志と生活態度を貫くことが大切です。

男にとっても女にとっても仕事とはそういうものなのです。

このように、どんな仕事に就いていても、内部から自分を支える力は

辛抱強さしかありませんが、辛抱のできない人間でも、
法や社会が守ってくれるために、一つの職について離れないでいる人達がかなりいます。

しかもそう低い待遇ではありません。

このような人達をも救って生活させている現実は確かにありますが、
しかし彼らは決して希望の持てる意義ある人生を歩んではいないのです。

不平と不満に追い回されていて、どの職場でももてあまされています。

そして、彼らは決して成功しない、これだけは確かです。



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