人はだれでも、他の人から好かれたり、尊敬されたり、大事にされたいという気持ちとともに、
「信頼されたい」という気持ちを持っています。
「信頼されたい」と思っているだけでは、信頼関係はできません。
信頼されるような働きかけや
自分自身の向上をはかることが大切です。
職場では、
・ルールや約束をよく守ること
・与えられた仕事に、責任を持って取り組むこと
・上司や同僚、お客様と十分コミュニケーションをはかること
・協調性を発揮すること
公私の生活の態度においては、
・けじめある言動をとること
・公正で誠意ある態度をとること
ができれば、信頼できる人という評価につながるのです。
信頼は、一度に得られるものではありません。
日常の言動の中で、繰り返し築きあげていくものなのです。
約束厳守、責任を持ってなし遂げた実績、コミュニケーションをはかって理解し合う態度、
誠意や思いやりのある態度、自己中心でない協調の気持ちや態度などが相乗する形で、
「○○さんは、
信頼して仕事を頼める」
「○○さんなら、信頼して話を聞ける」
「○○さんなら、ついていける」
などという、まわりの人の態度ができるのです。
信頼を得るには時間がかかり、逆に、一度信頼を失うと挽回に時間がかかったり、
二度と戻ってこないこともあるだけに、丁寧に育てなければなりません。
信頼関係ができると、自然に”信用できる人”という評価を受けます。
信用できる人なら”信任”、すなわち、信じて任せようということになり、
また仕事をさせてもらったり、依頼がくるのです。
そして、その仕事を期待通り行えば、信頼はさらに強く育ちます。
いわば、雪だるま式に、信頼と信用と信任の関係が大きくなっていくのです。
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