素早い応答は、効率的であるだけでなく安心感を与える役割もあります。
「おはようございます。」と挨拶されたら、即座に「おはようございます」と
返すと元気をもらったような気になります。
さて、「さあ、やろうか」と呼び掛けられたときに、「はい。がんばります」と
元気良く答えて、すぐに立ち上がる。
電話が鳴ると、すぐに受話器に手を伸ばして、明るい弾むような声で
「はい。お待たせいたしました」と応じるのがクイック・レスポンスです。
素早く答えて、すぐに動くことです。
「望ましいクイック・レスポンスの3カ条」を挙げてみます。
■第1条 的確さ
レスポンスが早ければいいというものではありません。
瞬時に相手の意思を聞き取ったり、何を求めているかを間違いなく
把握するなど、クイックな上に、的確なレスポンスが欠かせません。
■第2条 気合いの入った応答
クイック・レスポンスには、仕事を効率的に進めるばかりでなく、相手に安心感を与えるという大きな役割があります。気合いの入ったクイック・レスポンス
をすれば、相手に「そうか。
すぐにやってくれるのだ」「気持ちよく引き受けてくれたな」「一生懸命に取り組んでくれるんだ」などの安心感、信頼感を与えら
れます。
■第3条 確実な返事
もう一つ安心感を与えるためには、指示や依頼を受けるときにメモを片手に持っていて、その場で確認をして、さらに「はい。
確かに承りました。急いで準備
に入りますから、間に合います」などのひと言を加えるとどうでしょうか。
相手は、確実にひと仕事終えたような気持ちになります。
クイック・レスポンスは、すぐやることに加えて、的確で、気合いの入った、
確実な応答が条件です。
まずは、素直な「はい」の返事と「やります」のポジティブ態度を身に付けることです。
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