このことわざは、
「◎◎さんは、誰にたいしても謙虚ですね。あれこそ、
実るほど頭を垂れる稲穂かな。という表現にぴったりの人ですね」などと、
中身の豊かな人ほど謙虚なものだ、ということを表現する場合などに引用されます。
人間は、非情に自我の強い生きもので、仕事でも目標が達成されると、
「俺がこれだけ・・・・だから、俺の人脈が・・・・」などという気持ちに取りつかれやすいもの
であるということを知っています。
この欲が強すぎて、人前でそのような自慢話ばかりする人のことは、
今度は別のことわざで、「井のなかの蛙、大海を知らず。」と呼ばれるようになります。
狭い世界のなかで、自分と他人を比較して多少自分の力量が勝っていることを鼻にかけ、
天狗になってしまうのです。
こうなってしまうと、どんどん自分の世界が狭まってきます。
他の人がその人を避けはじめるためです。
ところがその人は自分の世界が狭まっていることになかなか気づかないのです。
気づいたときは、自分の回りに誰も協力者や仲間がいなかったということになってしまいます。
ところが、本当に実力があり、どの分野でも成功できるような人は、成功するためには
周りのみんなの協力が必要だ、周りの人の優れた能力を借りなければとても目標など
達成できないということがわかっているのですね。
だから、他の人にたいして高慢な態度などとれないのです。
どんな人に対しても腰が低い接し方をするようになります。
それが、結局自分の実力をまた上げていき、いぞという時に協力してもらえる仲間を
増やすことになっているのです。
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