ことわざに、「ほめ手千人、悪口万人」という言葉があります。
かつて、人の悪口は、何分でも続けられるが、褒めるとなるとたとえ2分でも
難しいといった役者さんがいたそうですが、なるほどと思い当たる部分があります。
「人の悪口は言う人は万人いるが、ほめることのできる人は千人もいない。」
という意味の、このことわざは人間関係を築くうえでとても大切と痛感します。
「短所を叱るより、長所を褒めろ。」とは、現在の最先端教育の大きな基幹と
言われていますが、誰だって叱られるより褒められたほうが気分がいいものです。
悪口を言われるより、褒め言葉を聞きたい。これ、人間としての本音です。
戦国時代の武将、明智光秀が、もと豊臣秀吉に仕えた家臣に秀吉の人使いを聞いたところ、
「あの殿は、ちょっとした手柄でも、思いのほかほめて下さるというのが、家中の評判でした。
私の場合もそうでした。」と答えたそうです。
光秀がそれを聞いてどう判断したのかはわかりませんが、このエピソードから、
さすがに秀吉は気難しい信長から信頼を得ただけの苦労人であったいうことがわかります。
苦労したからこそ、褒められることの嬉しさを知っていたのでしょう。
悪口なんて、人と人との信頼関係には何のプラスにもなりません。
「人の悪口はできるだけ少なく、人をほめることはできるだけ多く。」
これをできるだけ実行してみましょう。
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