ツイッター上で交わされるつぶやきをデータとして取得する際、リツイート(RT)がその中に含まれなくなる障害が6月下旬から発生していることが分かった。ツイッター社も把握しており、7月2日現在、「数日内の復旧を目指す」としている。
同社などによると、障害はユーザーのツイートを自動的に取得する機能で発生した。6月26日前後から起き始め、データを取得する際にRTが含まれなくなるケースがある。特に、ツイートをすべて転載する公式RTのデータ取得で生じている可能性が高いとみられる。
一般のユーザーがツイッターを利用する際には大きな問題とならないが、ツイッター内を検索する際、特定のアプリではRTが検索結果に含まれなくなるなど
の不具合が生じる可能性がある。一方、調査やマーケティング目的でツイッターを活用する企業や研究者にとっては、RTが含まれなくなることで特定のツイー
トの拡散状況が把握できなくなるなどデータの欠損が生じる。
ツイッターデータを活用する技術者らが英語で議論する掲示板では、この障害についての報告があり、「RTが含まれなくなったのなら、私の研究には何の役にも立たない」「ツイッター社が早急に対処をすべきではないか」といったコメントが寄せられている。
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