日本マイクロソフト(MS)は1日、日本独自の新しい事務統合ソフト「Office(オフィス)」を17日から発売すると発表した。また、米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」向けにオフィスのアプリを年内にも提供することも発表した。

今回、日本向けに設計されたのは「オフィスプレミアム」と「オフィス365ソロ」。
オフィスプレミアムが搭載されたPCを購入すると、永続的に最新版のオフィスを無償でダウンロードできる。さらに月60分の無料通話や画像の保存、さまざまなデバイスでオフィスが利用できる「オフィス365」が1年間使える。
オフィスプレミアムは今後、17日以降に出荷するPCやMSが提供するタブレット型ノートPC「サーフェスプロ3」に搭載される。
一方、オフィス365ソロはオフィスを搭載していないPCに用意したソフト。PC2台まで利用できる。アップルのPCでもオフィス365のサービスを1年間利用できる。価格は1万1800円(税別)。
この日の会見には米MSのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)が登場。「われわれのサービスをあらゆるデバイスであらゆる人々に使えるようにしたい」と語り、日本向け製品への意気込みを語った。
日本MSは、最新版オフィスの無償提供や、他社の端末でも同社のソフトやクラウドサービスを使えるようにし、さらに利用率を高めたい考えだ。
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